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元家具屋が解説!家具選びの基礎知識【ファブリック・グリーン編】

1.ファブリックとは

ァブリックとは布や織物、繊維といった布製品の総称として使われる言葉です。
インテリアではソファやチェアなどの布を用いた製品の事を『ファブリック製品』と呼びます。
色、素材、耐久性や触り心地が違うため自分の好みを知る事で生活にバリエーションがでてきます。

2.ファブリック製品の種類

クッション

インテリアコーディネートのアクセントやアイキャッチとして重要なアイテムになるクッション。ファブリック製品の代表的な存在です。
クッションカバーの素材や色を変えて季節感を出したり、小さな子供がいるので汚れや耐久性の高い素材に変えたりと生活に一番近いファブリック製品と言えます。

チェア・ソファなどの張り地

チェアやソファに使われている素材もファブリックと言います。いつも使っているチェアやソファも、張り地を替える事で全く違った家具に生まれ変わります。
生地が痛んだ時や雰囲気を変えてみたい時などお好みのファブリックを選んで張り替えてみるのも一考です。

カーテン

カーテンは遮光、防音、覗き見防止などの目的で使用されますが、実はインテリアとして重要なアイテムです。部屋の中でも非常に大きな「面」を占めることになるため素材感、デザイン、色合いは部屋の雰囲気を一気に変える重要な要素になります。
特に夜はカーテンが部屋の中での面積を多く占めるのでその点を考慮する必要があります。

ラグ・絨毯

床にアクセントをもたらすラグは一枚で床にちょっとした変化を出してくれます。ゾーニング効果といって空間を視覚的に分ける事ができます。例えばリビングのソファの足元にラグを敷く事によって、ソファ周りを華やかにして視覚的にリビングスペースであると訴えることができるのです。
また、フローリングの傷や凹みから守ってくれるといったメリットもあります。

3.テクスチャーとは

感、素材感の事で材料の手触りや感触、織り方、色の模様などの表面の様子の事を言います。
同じ色の素材を使用してもテクスチャーが違うと雰囲気が大きく変わります。元々は織物の織り方を指す言葉でした。

上記のように同じ色 (アイボリー)の生地でもテクスチャーが違うと印象もだいぶ変わってきます。

4.素材

ポリエステル
ポリエステルは石油から作られている素材で一般的に「ポリエステル繊維」が使われています。有名なのはペットボトルの原料として知られている「PET」と呼ばれるものです。原価が非常に安く機能性に優れた商品を低コストで作れるのが魅力です。

耐久性が高い。速乾性がある。耐候性に優れている。シワになりにくい。

汚れが落ちにくく汚れを吸収する特性がある。防火性がない為高温のアイロンでも変形やテカリが出る場合がある。

お手入れ方法
基本的に丈夫な素材です。品質表記を確認して適切な方法で対応可能です。注意点としては熱に弱い性質があるので乾燥機にかけると変形する可能性があります。

 

レーヨン
シルクに似た光沢や手触りが特徴の化学繊維。紙と同じ木材パルプが原料となっています。再生繊維という呼ばれ方をする場合もあります。

吸湿性が高い。染色しやすく発色にも優れている。毛玉が出来にくい。

水に弱く縮みやすい。シワやになりやすい特徴がある。

お手入れ方法
お手入れが難しい素材なので必ず品質表記を確認して適切な方法で対応してください。水洗いをすると糸が太くなり引っ張る力が強くなるため縮んでしまう事があります。アイロンの際もスチームはNGです。

 

シルク(絹)
蚕の繭から取れる天然繊維の事です。天然繊維には2種類ありシルクは動物繊維のひとつになります。主成分は人の皮膚と同じタンパク質なのでとても肌馴染みがよく機能性にも優れているのが特徴です。また、シルクは天然繊維の唯一の「フィラメント繊維」であり上品な光沢となめらかでシワになりにくい素材です。

上品な光沢がある。吸湿性、放湿生に優れている。UV (紫外線)カットしてくれる。

摩擦に弱く表面も傷つきやすいデリケートな素材。傷が目立ちやすく引っ掛けには注意が必要。

お手入れ方法
摩擦はもちろん水にもあまり強くありません。品質表記を確認して手洗いをしましょう。洗濯機や乾燥機などは使ってはいけません。手洗いの際もゴシゴシ洗うと生地が傷む場合があります。大切なアイテムはクリーニング店にお願いするようにしましょう。

 

コットン(綿)
棉の木の種を守るために生えている白いフワフワした部分の事をコットンと言います。正式には「種子毛」と言います。国土が狭い日本ではあまり栽培されておらず輸入製品がほとんどです。合成化学肥料を使わずに育てたものを「オーガニックコットン」と言います。

吸水性、通気性に優れている。柔らかな肌触り。染色しやすい。耐熱性に優れている。価格が手頃。

繊維自体が縮みやすくシワになりやすい。直射日光や紫外線に当て続けると黄ばみが出る。

お手入れ方法
とても扱いやすい素材で特別気を付ける事は少ないです。品質表記を確認して適切な方法で対応可能です。ただし、乾燥機を使用する場合、急速に水分を蒸発させるので縮む場合があります。

 

リネン(麻)
主にファブリックとして使われる物の多くは亜麻と呼ばれる種類で茎の部分がリネンの原料となります。夏のイメージが強いリネンですが単に涼しいというだけでなく機能性に優れた素材です。

優れた吸湿性と撥水性。丈夫で長持ち。汚れが落ちやすい。

他の繊維と比べ伸度が低い素材。一度変形すると元に戻りにくい。

お手入れ方法
丈夫な素材なので特に問題はありません。品質表示を確認して適切な方法で対応可能です。稀に色落ち、洗濯時の色移りが起きる場合があります。

他にもチェアやソファなどに使用される素材にレザー(本革)やフェイクレザー(合成皮革)がありますがこの二つはファブリックとは呼ばないです。

5.インテリアとしてのグリーン

ンテリアにおけるグリーンとは観葉植物などの事を言います。家具や部屋の雰囲気にあったグリーンを置く事でとてもあたたかい空間が生まれます。
グリーンは空間作りだけではなく暮らしに潤いをもたらしてくれるアイテムです。癒しの効果や空気を洗浄してくれるグリーンもありますのでご自分のお部屋や気分にあったグリーン選びをおめします。

置き場所に適した品種を選ぶ

リーン選びでは置く場所も考慮しなければなりません。
日当たり、風通しなどをチェックしましょう。グリーンは基本的に日当たりの良い場所を好みますが中には日当たりが悪くても大丈夫な物もあります。
例えば直射日光が苦手なモンステラなどは窓際のカーテン越しに置くのがベストです。また、直射日光に当てると葉焼けが起きて痛む原因にもなるので気をつけましょう。

鉢選びの大切さ

にはテラコッタや陶器、プラチック、ガラスなど色々ありますが素材や形、色を選ぶのはグリーン選びと同じくらい大切になります。
細くて背の高いグリーンに高い鉢を合わせるとスッキリしたラインが出て綺麗に見えます。また、葉が広がるようなグリーンにはどっしりとした重厚な低い鉢を合わせるとバランスが良く見えます。

全体を一枚の絵として考える

具やグリーンの場所がある程度決まったら、部屋全体を一枚の絵として見てみましょう。
その際のポイントしてグリーンやファブリックがアクセントになっているか考えましょう。
全体的に見て空間の物と余白のバランスを第一に考えてみてください。

おすすめグリーン (観葉植物)

1位 フィカス・ベンガレンシス

フィカスベンガレンシス10号曲り エコストーンLightGray

10号サイズの大きな商品です。曲がった幹がお洒落なフィカス・ベンガレンシスと優しい丸みのある白い鉢が心を穏やかにさせてくれます。家族の集まるリビングルームに飾れば、良い気を循環させ、暖かい家庭の象徴となります。

 

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2位 サンスベリア

サンスベリア4号トラノオ プラスチック鉢

サンスベリアは、別名「トラの尾」とも呼ばれ、縞模様で剣のような形状をした葉はインテリア性が高い観葉植物です。有害な化学物質を吸収する空気清浄効果が注目され、移転したてのオフィスや新築の家へのインテリアに最適です。

 

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3位 モンステラ

モンステラ8号ボサ造り ルーガアンティコアルトエッグ

モンステラは、葉の大きな切り込みが特徴的でおしゃれなインテリアとして人気の観葉植物です。乾燥に強いため日々のお手入れが簡単でギフトとして移転祝い、開店祝い、開業祝い、開院祝いや新築祝いに贈られます。

 

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おすすめのミニグリーン

1位 多肉植物

2位 エアープランツ

3位 ミニ盆栽・苔玉

最後に

 

のファブリック・グリーン編では生地の素材や種類、グリーンなどを解説しました。お部屋の中でアクセントとなるのがファブリックやグリーンだったりします。
お部屋の中に多く存在しているのでファブリックやグリーンを工夫することでお部屋の印象も変える事ができます。色、柄、素材などを変える事で季節感も出せる優れたアイテムです。
みなさんも模様替えの際はファブリックとグリーンから変えてみたらいかがでしょうか?

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画像引用:Unsplash