ミュージック

Expansions &Visions~エクスパンションズ&ヴィジョンズ~

Expansions & Visions~CITRUS SUN (シトラスサン)~

 

1.アルバム紹介

もうとにかくカッコいい!
一曲目のジャズファンクの定番曲ロニー・リストン・スミス「エクスパンションズ」のカバーで始まるこのアルバム。

本家に比べて多少コズミック感が薄れているがその分スッと体に染み込む感じ。
ときより流れるオリジナルのメロウな曲が硬派な感じを醸し出しバランス良く聴けるアルバムに仕上がっている。

三曲目の「カリフォルニア・ソウル」もマリーナ・ショウのカバーだが確かジャミロクワイもカバーしていたような気がする。一昔前のアシッドジャズ界隈では人気のようである。

個人的に12曲目のCloser To The Sun (Japanese Exclusive Bonus Track)がオススメ。
ギターの単純なフレーズが永遠と続くんですがクロマチックハーモニカや他の楽器が織りなすグルーブで段々とテンションが上がって来ます。
そう、ファンクと同じ原理ですね。

インコグニートとの違いは?と聞かれたらダンサブル感が薄れている所と洗練された大人の音楽になっていると言う事でしょうか。
インストの曲が多くトランペットやギターなどの素晴らしい演奏を堪能したい人は是非。

2.シトラスサンとは?

インコグニート別働隊と呼ばれているブルーイ率いるアシッドジャズバンド。

彼らの憧れUKジャズ界の至宝と言われるジム・マレンをフィーチャーする形で2000 年にスタートした。

基本メンバーはフランシス・ヒルトン(b)とフランチェスコ・メンドリア(ds)、ブルーイの右腕マット・クーパー(kyd)、フランシスコ・サレス(g)にブルーイ(g, vo)。

中でも”ヤングアル・ディ・メオラ”との異名を持つポルトガル人のフランシスコ・サレスには個人的に注目している。

 

3.ブルーイとは?

本名 ジャン・ポール“ブルーイ”モーニック
1957年2月19日生まれ
モーリシャス出身の英国人イギリスのグループ、インコグニートのリーダー/ギタリスト/プロデューサー。

ジャイルス・ピーターソンのTalkin’ Loudから登場した「アシッド・ジャズ」で1980から90年代、UKソウルの中心的人物

2001年を最後に長年所属したトーキングラウドを離れ、2003年日本ではポニーキャニオンと契約している。
奥さんは日本人。

 

4.incognito(インコグニート)とは?

1979年にブルーイによって結成されたイギリスロンドン発のジャズファンクバンド。

ジャズにソウル、R&B、ディスコ、ファンク、ラテン、ブラジリアン、ハウスなどを織り込んだ楽曲とキャッチ―なサウンドで「踊れるジャズ・サウンド」として全世界その名を轟かせて来ました。

日本ではオシャレな音楽というイメージが先行しがちですが実力は折り紙付きです。

メンバーの入れ替わりが激しくどの人がどの時期にいてとかそう言うの事はあまり気にしてはいけません。
カッティングギター好きにはオススメのバンドです。

いかがでしたか?

アシッドジャズと言うとまず名前が上がるインコグニート。
他にもジャミロクワイやブランニューへビーズ、サミュエルパーディなどたくさんのアーティストがいます。

少し路線は違いますがマザーアースなんてバンドもアシッドジャズと言う括りのようです。イタリアにもカメラソウルなんてバンドもいたりします。面白いですね。

個人的にアシッドジャズは大好きで、まだまだ色々なミュージシャンを紹介したいのですがそれはまたいずれ…

何はともあれブルーイ率いるシトラスサンとインコグニートは現役で素晴らしい音楽を作り続けています。そして日本でライブもやっています。

まだ聴いた事がなかった方や、なんとなく気になっていた方も、この記事が彼等の音楽に触れる一助になれば幸いです。

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画像引用:NME JAPAN total montenegro news Un splash